AIなんでも屋さん通信(かなまちのAIなんでも屋さん公式メディア)

変わり続ける時代をどう生きるか

誰でもできるAI活用~まずはどこにAIを使えるかAIに聞いてみる~―

2025-11-19 07:10:42
目次

AIを活用したいけれど、
「どこに使ったらいいのかわからない」
「何を質問すればいいのか思いつかない」
という声はとても多いです。

でも、最初の一歩は驚くほどシンプルです。

あなたの業務内容をAIにそのまま伝え、
『どこをAIで楽にできますか?』と聞いてみるだけです。

ChatGPTでもGeminiでも、無料版で十分です。


■ 1.最初は質の悪い返答でも気にしない

AIに質問すると、こんなことが起きます。

  • 表面的な回答しか返ってこない

  • 現実の業務とズレている

  • 一般論ばかりで使えない

でも、それでいいのです。

AIは一回の質問で完璧に理解できるわけではなく、
対話を重ねるほど精度が上がる道具です。


■ 2.まずは自分の業務をAIに投げてみる

以下のテンプレをそのままコピーしてOKです。


最初の質問(コピペOK)

私の仕事は以下の通りです。
この中でAIを使って効率化できる部分、負担を減らせる部分、売上アップにつながる部分があれば教えてください。
実現可能性よりも、「可能性がありそうなところ」を広く挙げてください。

●業務内容:
(ここに書く)


これを投げれば、何かしら候補が出てきます。
たとえズレていても問題ありません。


■ 3.返答がイマイチなら、対話形式で修正すれば良い

AIに対しては、
「違う」「それは現実的ではない」「こういう作業が一番困っている」
と素直に伝えてOK。

むしろ、そこからAIがあなたの仕事を理解し始めます。


▼ 会話の例(リアルに起きがちな流れ)

AI:
「書類作成を自動化できます!」

あなた:
「書類はそんなに負担じゃありません。むしろ、お客様説明の文章が苦手です。」

AI:
「では説明文のテンプレートや構成案を作るのはどうでしょうか?」

あなた:
「それは良い。あと、SNS投稿の文章も悩むので提案できますか?」

AI:
「もちろんです。あなたの業務内容に合わせたSNS文案例を作ります。」


こんな感じで修正をしながら徐々にあなた専用のAI活用案が完成します。


■ 4.質問を重ねるだけで思いもしなかった活用法が見つかる

AIはアイデア出しが得意です。

  • SNS構成案

  • メール文のテンプレ

  • マニュアルの叩き台

  • 作業手順の整理

  • スプレッドシートの式

  • チェックリストの作成

  • PR文章のブラッシュアップ

あなたの困りごとに合わせて、
いくらでも候補を出してくれます。

特に書く仕事・考える仕事は最初に効果が出やすい部分です。


■ 5.微妙でもいいのでまず1つ試してみる

AI導入で一番大事なのはこれです。

最初から高い成果を求めない。
とりあえず1つだけ、AIでラクになる作業を試す。

たとえば――

  • SNSの一投稿をAIに書かせてみる

  • メール文の下書きをAIに作らせる

  • お客様説明文を整えてもらう

  • 写真の説明文を作ってもらう

  • 手書きメモを文章化してもらう

どれも1~3分でできます。

そして小さな成功体験ができると、
次に進むのが一気に楽になります。


■ 6.AIは「専門知識ゼロ」で使える時代になっている

AIはなんだか怖いとか、とっつきにくいと思われがちですが、
実は「業務を文章で説明できるかどうか」がカギです。

あなたの仕事を少し書いてAIに渡すだけで、
それに合わせた活用案が出てきます。

必要なのは専門知識ではなく、
普段やっていることを素直に言語化するだけです。

AIはそこから提案を育ててくれます。


■ 7.最後に:AIはあなたの業務に合わせて育つ道具

AIは最初から正確に理解してくれるわけではありませんが、対話を重ねるとあなた専用のアシスタントになります。

  • 最初は微妙

  • 何度かやり取りすると具体的に

  • 気づいたら「自分の仕事を理解したAI」ができている

この流れがAI活用の本質です。


■ まとめ

  1. 無料のChatGPT/Geminiで十分

  2. まずは業務内容をそのままAIに投げる

  3. 返答が微妙でも対話形式で修正していく

  4. 1つでいいので小さな成功体験を作る

  5. AIはあなたの仕事に合わせて育つ

  6. 導入のハードルは驚くほど低い


「自分の業務をどう説明すればいいかわからない」
「AIに投げたけれど、返答が微妙で進まない」

そんなときはかなまちのAIなんでも屋さん
にお気軽にご相談ください。。

この記事を書いた人

SUGURO+AI

かなまちのAIなんでも屋さんの代表がAIを使って記事を作っています。